社風を知る

CAREER PATH私のキャリア ── 歩んだ道

10年目の私

若手時代の経験が、今の成長へとつながっている

中嶋 佑介

YUSUKE NAKAJIMA

鉄構建材部 鉄構課
2010年入社
外国語学部 スペイン語学科 卒

出身地:
滋賀県
クラブ活動:
中学から大学まで、バドミントン部や
サッカー、野球、合気道など
余暇の過ごし方:
愛息と戯れる
好きな映画・音楽:
『ライフイズビューティフル』/
1990年代のバラード
読書傾向:
学術本
保有する資格:
2級建築施工管理技士
座右の銘:
実るほど頭を垂れる稲穂かな

入社後のキャリアパス

1番目の所属部署
名古屋支社 営業課 2010年4月〜2017年7月(22歳〜30歳)
2番目の所属部署
鉄構建材部 鉄構課 2017年7月〜現在(30歳〜現在)

01現在の仕事内容

鉄骨工事の川上から川下まで携わる

現在は鉄構課に所属し、鉄骨工事の営業をしています。ゼネコンの調達部門に営業活動を行い、物件の見積依頼を受けます。その後にゼネコンから図面や仕様書(品質要求事項が記載されている条件書)を受け、建設時期を確認したうえで、対応可能なファブリケーター(=鉄骨加工会社)を想定。ファブリゲーターから見積を取得し、ゼネコンへの見積を回答します。契約後に設計者や現場所長、鉄骨担当者、ファブリケーター、現場職人などと打ち合わせを行い、鉄骨工事に着手します。工事のスタートからゴールまで、あらゆる調整を行うのが私の役割です。

02これまでの仕事

1番目のキャリア名古屋支社 営業課 
2010年4月〜2017年7月(22歳〜30歳)

具体的な仕事内容とやりがいを教えてください

いかにして付加価値のある営業ができるか

入社後はまず、「店売り」と呼ばれる分野を担当しました。店売りとは、鋼材特約店に在庫用の鋼材を販売することが主な業務内容となります。お客様にとって重要な在庫品を販売することが役割のため、原料価格の動向など様々な情報を入手・活用し、仕入れ先であるメーカーと交渉することも重要な任務です。
在庫販売は継続取引が基本ですが、そこに付加価値がなければ、お客様に発注していただけません。能動的に行動し、お客様のニーズに合う営業活動をいかに行えるかが重要となります。そうすることでお客様から必要とされ、ひいてはそれが、私のやりがいにつながっていきました。

仕事の苦労とその乗り越え方を教えてください

キャリアとともに知見を広げる

入社直後は専門知識などほとんどなく、打ち合わせをしても、お客様の一言一言を理解するのに精一杯でした。2~3年目の頃には、それまで習得した知識・スキルをもとに、お客様にご納得いただけるような提案・営業が求められます。
今となっては当然ですが、年月を重ねるごとに要求されるハードルは高くなり、苦労しました。乗り越え方としては、社内外を問わず見識のある方に教えていただくなどして慣れていきました。そうすることで、単なる情報ではなく、教えてくださる方々の経験も含んだ知識を習得できます。

2番目のキャリア鉄構建材部 鉄構課 
2017年7月〜現在(30歳〜現在)

具体的な仕事内容とやりがいを教えてください

鉄骨工事の調整役

鉄骨工事の営業担当としてゼネコンの調達部門に営業活動を行っています。協力会社の手配や見積の作成、各種打ち合わせの実施など、工事のスタートからゴールまで、あらゆる調整を行うのが私の役割です。

前部署での仕事が、どのように活かされていますか?

過去の経験を生かし、臨機応変に対応

実際の工事現場では、様々なことが起こります。例えば、突発的に資材が必要になるケースや、当初の工程から計画が変更になった際に当社で搬入車両を緊急手配するなど、とにかく柔軟な対応力が求められます。こうしたときに前部署でどれほどの経験を積んできたかが試されます。私の場合、多くの商品知識を持てたことや、メーカーや加工業者、土木業者、運送業者、グループ会社に幅広く人脈を持てたことで、どこに聞けば解決できるか、アイデアの引き出しが多くなったと感じています。

仕事のやりがいと苦労、その乗り越え方を教えてください

スキルアップがやりがいになる

工事期間中は忙しい日々を過ごしていますが、いざ建物が完成したときには何とも言えない達成感があり、工事を一件、また一件と経験することで、自身のスキルアップを実感することができます。
一方で、一つの建物を建てるために、設計・製造現場・工事現場において様々な技術力を要するため、関係各所から専門的な質問を受けることも多く、曖昧な回答はできないので苦労しています。自分一人で解決できないことは、上長に相談したり、社内の施工管理室・技術支援チームの支援を受け、乗り越えています。

03最大の危機

経験を積んでも、部署が変わればゼロからの挑戦

鉄構課へ配属された直後のことです。ゼネコンやファブリケーター、現場職人など、これまで接点がなかった業種の方とのやりとりがほとんどで、それぞれの立ち位置や、接し方、工事の専門用語も技術的なことも一切分からない状態でした。図面を読むことすら経験してこなかったこともあり、今までやってきた業務内容とはまるで異なる、別会社に入社したかのような衝撃を受けました。
また先輩に同行した人生初の工事現場では、入場早々に職人の方にお叱りを受けるなど、今後この部署でやっていけるのかと不安になったこともありました。
キャリアを重ねても分からないことは多々あります。そのたびに日々の勉強の重要性を実感します。

04最も印象に残ること

地道な営業活動で信頼を勝ち取る

入社当初は鉄に関することは全く分からず、特約店の担当者にアポイントをお願いしても時間を取ってもらえない、訪問しても対応してもらえないといったこともありましたが、地道な営業活動が実り、複数の特約店と関係を築くことができました。また新規案件の相談や原料・材料関係の問い合わせなど、お客様からの引き合いが増えていったことに非常にやりがいを感じ、仕事に対するモチベーションも上がりました。
その中でも自社工場の屋根改修や太陽光パネル設置など、信頼できる担当者にしか話さないような自社設備投資のご相談もいただけるようになり、お客様のご意向を伺いながら対応ができたことは非常に印象に残っています。

05キャリアを振り返って

キャリアを重ね、流れを知る

入社してからの7年間は材料販売で、お客様の求める価格・納期に対応することに注力しており、製品の行き先について考えたことは、あまりありませんでした。 ところが、現在の鉄構課へ異動し、工事を経験するようになって初めて、入社当初から扱ってきた製品がどのように加工され、どのような経路をたどり、どのように現場で使われているのかを、実際に見て知ることができました。
販売していた材料と、現場での工事の知識が得られたことで、川上から川下までの一連の流れ、業界の全体感が理解できるようになりました。自分の着実なスキルアップを実感しています。

06学生の皆さんへ

苦労の先に成長あり

入社後は学生の生活リズムから一変し、ビジネスマナーや覚えるべき仕事も多く、忙しく感じる時期が続きます。仕事でも壁にぶち当たり、自分の思い描いていたイメージとのギャップを感じ、「こんなはずじゃなかった」、「辞めたい」とネガティブに思うこともあるかもしれません。しかし、そうした苦労を経験するからこそ、仕事が上手くいったときの喜びは大きくなります。困難も自分が成長できる糧と前向きに受け止め、乗り越えていく姿勢を持ち続けることが、社会人として大事なことだと思います。

MOTIVATION CHART

私のモチベーション曲線

  • 12010年/22歳70点

    MISTS入社、名古屋支社へ配属

    社会人となり新天地で一日も早く仕事を覚えると意気込むも、生活環境が一変し適応に時間がかかる。

  • 22012年/24歳80点

    担当客先を持ち営業を開始

    まだまだ分からないことが多く悪戦苦闘するも、初めてお客様を担当し、気分が高揚する。

  • 32013年/25歳40点

    伸び悩む

    仕事にも慣れ、ある程度のことはできるようになるも、思うように成績が伸びずモチベーションが下がる。

  • 42015年/27歳90点

    営業成績が上がる

    手を変え品を変え、工夫して営業するようになる。特約店との関係が築けて成績も大幅に伸び、やりがいを感じるように。

  • 52017年/30歳60点

    鉄構課に異動

    分からないことばかりで、仕事を理解するのに精一杯。製品の実物を見る機会が増え、勉強になる。

  • 62019年/32歳70点

    成長を実感

    数件の工事を経験し、最低限の知識はついてきたと思う。これまでの材料関係の知識も活かして、さらに成長したい。

CULTURE

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