人と仕事

PEOPLE & WORK人と仕事

02建築・土木/棒鋼部

数年先の
新規大型案件を
追う

棒鋼部 棒鋼1課

木村 祥子

2017年入社
経済学部 経済学科 卒

PERSONAL DATA

  • 出身地宮城県
  • 血液型O型
  • 学生時代のクラブ活動ソフトボール部
  • 私の性格前向き
  • 好きなこと散歩、片付け
  • 苦手なこと料理
  • 趣味・余暇の過ごし方散歩、ゴルフ
  • 好きな映画ファイトクラブ、シャッターアイランド
  • モットー「負けの原因は、情報不足、慢心、思い込み、想像力不足である」
    (林修著「仕事言論」より)

入社理由アクティブに身体を動かす仕事をしたい

私は中高、大学とソフトボールに打ち込み、スポーツで鍛えた体力と精神力には人一倍の自信があります。就職で考えたのは、机に座ってじっとしている仕事より、アクティブに動き回って結果を出す仕事でした。いろいろな業種や職種を検討した結果、商社の営業にたどり着きました。その中で、鉄鋼商社であるMISTSには、現場に近い臨場感があり、自分自身の働きがダイレクトに成果に現れるので、やりがいを持って仕事ができると感じました。出会った多くの社員は、どなたも仕事の面白さや楽しさだけではなく、大変な点や苦労していることをそのまま話してくれたことが好印象でした。この会社なら、思い切り自分の力を試すことができると確信し、入社を決めました。

仕事内容目指すはシェア拡大

私は建設、土木工事の資材となる鉄筋の営業活動をしており、特約店とゼネコンを含む建設会社を担当しています。特約店は地場の建設会社などを顧客とする販売店で、一件ごとの数量は多くありませんが、注文数が多いので、スピーディーに仕事をさばくことがポイントとなります。一方、ゼネコンでは、マンションや物流センター、病院の建設工事、浄水場や橋脚の土木工事など、大型案件の新規受注を目指しています。契約だけではなく、建設会社と仕入先の価格折衝や材料手配、納期調整など、納品に至るまでの一連の業務に関わっています。営業活動では、特に当社のシェアが少ない販売先への拡販が重要なミッションとなります。

仕事のやりがい受注はお客様に認められた証し

建設や土木の大型プロジェクトは、その計画から施工まで長い時間を要します。私たちは2年、3年以上先に施工される大型の建設プロジェクトをにらんで営業活動をしています。そのために、毎日建設関係の業界紙に目を通し、社内の他部署からも情報を集め、建設計画や再開発計画などの動向を注視しています。私の場合、自分の営業対象で、将来動くと予測されるプロジェクトを自分だけのリストにまとめ、それを追いかけています。仕事がない時でも理由を見つけてはお客様に顔を出し、プロジェクトの進捗状況を聞いたり、当社の強みや得意分野をアピールするなどの活動をしています。

お客様がプロジェクトを受注したとわかったら、お客様と商談のタイミングを相談します。時には、価格交渉や調整作業が長期間に及ぶことも珍しくありません。こうして長く追っていた案件が受注できた瞬間は、最高にうれしい瞬間です。営業で実績を残せた喜びもありますが、仕事を任せていただけることは、自分自身がお客様に認められたということでもあり、仕事のモチベーションにつながっています。

苦労したこと神経を使うプロジェクトの調整作業

受注すると、まず、建設会社からのリストを元に材料を手配し、電炉メーカーに鉄筋を発注、加工が必要な場合は、加工工場や加工メーカー、塗装メーカーとも打ち合わせをします。お客様に納品に必要な期間を説明して発注を早めてもらったり、工場に便宜を図ってもらうなど、調整作業には苦労が伴います。このような納品管理案件が常時数十件並行して走っており、各プロジェクトの進捗状況を常にチェックして、手配ミスのないように神経を使っています。
また、商談やプロジェクト管理では、いまだに初めて聞く専門用語に出会うことも多く、常に勉強は欠かせません。私は文系出身なので技術的な内容を理解するのは苦手ですが、勉強や経験を積んで専門知識を身に付け、図面を見ながら工法の提案ができるようなレベルになれるよう頑張っていきたいと考えています。

成長を感じる瞬間失敗の経験と成功の実績を重ね、自信が持てるように

限られた時間の中で、担当するお客様全てに頻繁に顔を出すことはできません。以前、担当するゼネコンで当社のグループ会社が施主のプロジェクトが動いていることを掴みました。ゼネコンの担当者は少し前に代わったばかりで、関係作りができていないままコロナ禍に見舞われ、足が遠のいてしまいました。しかし、グループ案件は必ず当社に見積もり依頼が来るはずという甘い見込みがあり、放っておいてしまいました。しばらくして、見積もり依頼がないまま、他社に仕事を取られたことがわかりました。自分の怠慢から大事な契約を取りこぼしてしまったことを猛反省しました。それ以降、今、大事なことは何なのか、自分は何をしなければならないかを冷静に判断して、仕事に向き合うようになりました。余裕がないと、俯瞰的にものを見ることができません。最近は、経験と実績を重ねることで、仕事に自信がつき、余裕が持てるようになりました。優先順位をつけて、いかに効率的に動くかが、営業の手腕と言えるでしょう。

今後の目標後輩に慕われるマネージャーに

現在、絶対取りたい案件として、10件以上のプロジェクトを追いかけています。特に、数年前から追いかけている湾岸エリアの国内最大級の大型マンションは、是が非でも受注に結びつけたいと思っています。これらの実績を積み上げて、社内外から一目置かれる営業になることが直近の課題です。
また、1年前から後輩の育成も担当しています。自分の経験を参考にして、彼らが1日でも早く、受注が取れる営業担当に成長できるようサポートしています。将来的には、営業として仕事をこなすだけではなく、マネージャーとして後輩に慕われるような存在になりたいと思っています。

EPISODE

日々の小さな積み重ねが結果に結び付く

入社4年目に、自身で初めての大型案件を受注しました。鉄筋10,000トン以上の大型契約です。受注先は入社間もない頃から担当していた鉄道関連の建設会社でした。それまで数々の仕事をいただいていましたが、小口の案件が多く、また急な納品や加工など多くの苦労がありました。今回は大型案件だけに、競合の多くの会社がアプローチしてきました。私は、先方の担当者と密に連絡を取りながら、価格の落とし所を探り、詳細なデリバリー計画を作り上げました。最終的に受注を勝ち取ることができたのは、この時のプレゼンだけではなく、これまで様々な注文に根気強く対応してきたことが大きく評価されたと考えています。苦労が報われたと同時に、改めて小さな仕事も誠意を持って対応することの大切さを知りました。

ONE DAY SCHEDULE

一日の流れ

07 : 00
起床。準備は30分もあれば余裕。
08 : 15
出社。通勤はドアtoドアで40分程度。始発駅なので毎日座れて快適。通勤時間は睡眠か電子書籍を読むことが多い。運動のために地下2階から8階まで階段を上がるように心がけている。
09 : 00
始業。メール対応。メールは1日に30~40件程受信。電話対応も多く、多いときはトータルで2時間は電話に追われる。
09 : 30
メーカー訪問。案件の打合せと市況動向について1時間打合せ。趣味のゴルフの話もはずむ。
11 : 00
会社に戻り、事務作業や電話の折り返しであっという間に1時間が過ぎる。
12 : 00
ランチは部内や他部署の先輩や後輩と食べたり、一人デスクでとることも。この日は業務が立て込んでいたので、コンビニのスープ春雨をデスクで食べる。
13 : 00
午後の業務開始。見積作成、納期調整、資料作成などに集中。
14 : 30
お客様から呼ばれて、急遽訪問。パソコンや資料を広げ2時間みっちり打ち合わせ。
17 : 00
忙しい上司を捕まえるのはなかなか難しく、タイミングを見つけて取り組み中の案件の進捗を報告。
20 : 30
本来午後に終わらせる予定だった仕事を、残業で終わらせて本日の業務終了。
20 : 40
ビル地下のお気に入りの中華料理店に入り焼きそばを食べる。
21 : 40
ひとつ前の駅で下車。健康のために、ひと駅約20分の散歩。
22 : 00
帰宅。洗濯機を回している間に入浴、ストレッチを行い、洗濯物を干して本日の家事終了。
23 : 30
日課の青汁を飲み、ベッドに入ってテレビをみているうちに寝落ち。

IN MY BAG鞄の中身拝見

極力荷物は少なくするよう心掛けています。飲み会に備えて、ウコンを忍ばせています。移動中はいつも音楽を聴くので、予備のバッテリーも携行しています。

MEMORIES思い出の一枚

最近の趣味はゴルフ。写真は2021年5月、1年指導した後輩とラウンドした時の一枚です。

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