山口俊 | 建築建材部 建築建材1課

「過去の失敗を活かして」

建築建材部 建築建材1課
山口俊(2009年入社)
入社後、北海道支社に配属。1年間鉄筋を扱った後、2年目からは特約店と呼ばれる鋼材問屋に納入するという「店売り」、「在庫品の販売」も行う。北海道という広いエリアを限られた営業担当がカバーするため、1年目から商談や見積などを一人で行うことが求められる。北海道支社にて4年間勤務した後、東京本社の建築建材部という建築物や橋梁に使用される鋼材を扱う部署へ異動となった。入社9年目となった今では、組織内でも中心的存在となり、新人のインストラクターを務めるなど山口が担う役割は大きくなってきている。
山口俊

自分の個性を活かせる業界

山口は、「働くとは何なのか。」ということに悩み、「同じ悩みを持つ学生を助けたい。」という思いから人材系コンサルタントを志望していた。志望先の一社から内定は出たものの、9月にリーマン・ショックと呼ばれる世界的な金融危機が発生したのだった。その影響で内定先の業績が悪化したため新卒採用を見送る方針に変わり、内定が取り消されてしまったのだ。
同時期に商社業界を見ていた中で、商社は物ではなく、人で勝負するという業界であることを知った。そして、山口は「会社の間に入り付加価値を付けて販売を行うというところに自分の個性を出せるのでは。」と思い商社業界を受けた。商社の中でも鉄鋼建材商社は、自分の扱った物件が目に見える形でそのまま残っていくところが魅力的であったため、山口は当社で働くことを決意した。

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成長のきっかけ

『おめでとう。配属先は北海道支社です。』山口が入社直前の時期に人事担当者から言われた勤務地決定の連絡であった。関西支社勤務になると思い込んでいた山口にとっては、驚きの連絡であった。驚きのあまりメモを取ろうとしていた手が止まっていた。山口が北海道と同じ雪国である新潟県出身ということを知った上での決定だったのかどうかはわからないが、山口は北海道という広い地で営業を任されることになった。
「担当先を持つようになった2年目に、北海道支社長から営業の心構えとして、『(受注量が)1トンだろうが100トンだろうが仕事の大小関係なく、全て同じ気持ちで対応しろ。』と言われました。そのため、どんな案件でも同じ意識で仕事を受けるように心掛けていました。」と山口は言う。
担当先の営業にも少し慣れてきた頃、山口がその後の成長につながったと感じた出来事が起こった。「お客さんから在庫商品の価格と納期についての問い合わせがあり、標準的な価格、納期については、すぐに回答できました。しかし、お客さんからは『高いので、安くしてほしい。』との要求があり、上司に確認した後、1時間位経ってから連絡をしました。ところが、お客さんからは、『遅いからもういいわ!』と言われ電話を一方的に切られてしまいました。
客先としてはできれば一度の電話で全ての回答をして欲しく、それが難しい場合でも素早い回答を期待しているということを理解できていなかったのです。」
このことは、客先からの依頼に対してすぐに対応することの大切さを学んだ出来事であり、以降、この取引先はもちろん、他の客先に対しても問い合わせにはすぐに対応することを心掛けたことで、少しずつ信頼関係を築くことができるようになる。
もう一つ忘れられないこととして、社内外を巻き込んで仕事を進めたという出来事がある。
「お客さんから『どうしてもこの日までに製品を納品してほしい。』と言われましたが、通常納期から考えると間に合うような納期ではありませんでした。」山口は客先に対しては材料の優先順位を聞き、工程を変更できないか提案し、一方ではメーカーに対して製造スケジュールを前倒しできないかという調整を行った。客先・メーカー共にスケジュールを調整してもらい折り合いがついた事もあり、客先に迷惑を掛けずに納品することができた。
「この経験から商社というのは仕入先とお客さんの間に立ち、いろんな人を巻き込みながら一つの仕事を完結させる大切なピースなんだ。ということを改めて実感しました。」と言う。

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お客さんからの言葉

北海道支社勤務が4年経過した頃、東京本社の建築建材部への異動が決まった。
「異動が決まり、客先に異動の挨拶をしていると、『成長したな。』と言ってもらえました。これは、先にもふれた当時の上司から言われていたことを実行してきたからだと思いましたし、過去の失敗を活かして何事にも素早く対応した結果、評価して頂けたのだと思いました。」
山口は東京に異動した後、縁があって北海道支社時代に一緒に働いていた同僚と結婚することとなった。「自分が北海道に行った際に、北海道支社のメンバーや取引先の方がみんな集まってサプライズパーティーを開催してくれました。本当に嬉しかったです。」山口にとって北海道支社での4年間というのは、仕事・プライベート共に充実した月日であった。

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今までの経験を活かして

「北海道支社では支社のメンバーで広い地域を営業しなければならず、2年目でも1から全てを行わなければならなかったですが、そのことで仕事の流れを覚えることができました。東京では取引先が増え、著名案件に関わることも多く、大きなビジネスをすることができます。4月からは入社10年目となるので、業務の効率化をより意識し、業務範囲を広げていき、部署の売上に貢献していきたいと思っています。また、本社に来てからたくさんの後輩ができたこともあり、中堅社員として後輩から頼られるように仕事知識やマネジメントも勉強していきたいと思っています。」

興味が出たらまず行ってみる

「就活するにあたって、あまり考え過ぎずに、興味があると思ったところには、実際に会社に足を運んだ方がいいと思います。そして、難しく考えず、選考が進んでいく中で、その会社が自分に合うのか合わないのか判断すればいいと思います。」

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先輩社員一覧

  • フロアーPCa事業部 九州システムフロアー課 徳永義幸(2005年入社)
  • 名古屋支社 間嶋浩明(1989年入社)
  • 土木建材部 土木建材3課 中谷佳祐(2011年入社)
  • 住宅建材部 住宅建材課 菊地孝之(2000年入社)
  • 棒鋼部 棒鋼3課 中本慎太郎(2008年入社)
  • 建築建材部 建築建材1課 山口俊(2009年入社)
  • 鍛造加工品部 鍛造加工品課 増子進太郎(2013年入社)
  • 棒鋼部 棒鋼1課 土岐舞子(2014年入社)