社風を知る
CAREER PATH私のキャリア ── 歩んだ道
3年目の私
失敗の学びから
成長への糧を得る
梅﨑 祥太郎
SHOTARO UMEZAKI
棒鋼部 棒鋼3課
2020年入社
法学部 法学科 卒
- 出身地：
- 福岡県
- クラブ活動：
- バレーボール部(中学校)、
弓道部(高校)、テニスサークル(大学)
- 余暇の過ごし方：
- ゴルフ
- 好きな映画・音楽：
- 『ワイルドスピード』シリーズ／
YUI、ZARD
- 読書傾向：
- ミステリー関係
- 座右の銘：
- step by step
入社後のキャリアパス
- 1番目の所属部署
- 棒鋼部 棒鋼3課 2020年4月〜現在（22歳〜現在）
01現在の仕事内容
鉄筋のトレーディングビジネス
棒鋼部に所属しており、鉄筋製品の販売が仕事です。電炉メーカーから鉄筋を仕入れ、価格を決め、特約店およびゼネコンに対し販売を行う業務で、加工を伴う場合はデリバリーも行います。現在は5社程度のお客様を担当しており、建築・土木両方の仕事を行っています。また、リニア中央新幹線業務も担当しており特殊鉄筋の取り扱いや在庫管理も行います。
仕事の流れとしては、お客様であるゼネコンより見積依頼を受け、仕様明細・納期・納入先を確認し、メーカーから見積りを取り、お客様へ回答します。その際に市況や数量・納期等を考慮し、価格交渉を行います。正式に受注となれば、メーカーへ発注を行い、必要であれば納入先へのデリバリーを行います。
02仕事のツボとやりがい
「信頼関係」と
「情報力」が勝負
鉄筋は市況製品のため価格が変動します。主原料となる鉄スクラップ市況を毎日、鉄鋼新聞などの業界紙で確認したり、グループ会社からの情報を踏まえ、今後価格がどのように動くかを想定しながらお客様やメーカーと交渉を行う点に面白みがあると感じます。また、製品そのものはJIS規格製品が多く、差別化が図れない商材であるがゆえに、「信頼関係」と「情報力」が重要となります。お客様へは、市況等の情報をこまめに提供し、双方が最適なタイミングで売り買いできるよう努めます。こうした成果が実り、お客様から感謝され、継続的に注文をいただけることがやりがいになっています。また、現在担当しているリニア新幹線のプロジェクトは特に規模が大きいので、責任が大きい反面、やりがいもひとしおです。
03仕事の苦労とその乗り越え方
知識不足の克服は、調べる、すぐ聞く、そして経験すること
まだまだ知識不足で、お客様やメーカー、現場担当者など専門性がある方々と話す際に、苦労するときもあります。商品やデリバリー、その他様々なことについて聞かれることがあり、その際にすぐに答えられるどうかが、取引先から信頼される重要なポイントです。鉄筋以外の商材や現場での専門知識について、分からないことがあればすぐに調べる、もしくは取引先へ直接聞き知識を深めるよう心掛けています。知識習得は座学で覚えられることもありますが、実際に見てみないと分からない製品も多く、一朝一夕とはいかないのが難しいところです。
また、トレーディングビジネスを行う上では、メーカーとお客様との間に立って交渉を行うため、利害が相反するときの調整は難しいと感じます。まだまだ上手く調整することはできませんが、先輩や上司の方々に相談し、アドバイスを頂きながら交渉を進めています。これも商社ビジネスの醍醐味の一つであり、日々勉強と思っています。
04最大の危機
仕事納めの翌日に
クレームが・・・
納品後の製品に材料クレームが起きたことがあります。ちょうど年末の仕事納め翌日のことでした。すぐさまクレーム内容の確認を行い、関係各所へ連絡を入れました。同時に、他の材料にも同様のことが起きていないかを確認する必要があるため、同じ鋼番材料が現在どこにあるかの確認など、年末ぎりぎりまで対応に追われました。該当製品の現場出荷をストップし、代替製品を出荷することでなんとか無事にしのぐことができました。気が気ではない年末年始でしたが、スピード感をもって対応することが何よりも大事なんだと、改めて思い知った出来事でした。
05最も印象に残ること
リニア新幹線プロジェクトを通しての
学びと成長
入社一年目からリニア新幹線プロジェクトという、一大プロジェクトに携わることができたことです。専門性が高いため勉強することも多く大変ですが、仕事を通しての対応方法や、高度な専門知識を習得することができる貴重な機会と感じています。また、トラブルが起きた際に、加工企業の工場へメーカー担当者とともに出向き、みんなで一緒に数千本の鉄筋加工品をチェックしたことは大変でしたが、泥臭いことも行う商社の一面を体感することができ、良い経験でした。
06キャリアを振り返って思うこと
知識と経験を活かし、他部門や地方での仕事も経験したい
入社一年目から、プロジェクト案件に携わることができ、苦労することも多々ありましたが、得られる経験が多かったと感じます。現在は、リニアプロジェクトの一部を後輩へ引継ぎ、一般鉄筋業務を先輩に教えて頂きながら学んでいます。知識習得やメーカー交渉等、まだまだ未熟なところが多いですが、様々な経験を一つでも多く積み、先輩方のようにバリバリと活躍できる人材になりたいと考えています。中長期的には現在の部署での学びや経験を活かし、他部署や地方での仕事を行うことで、仕事の幅を広げていけたらと考えています。
07学生の皆さんへのアドバイス
誰とでもコミュニケーションを取る機会を
自分自身の反省を踏まえて言えば、入社後は社内外問わずコミュニケーションを取ることが多いため、今の内から誰とでも積極的にコミュニケーションを取るように心掛けると良いと思います。業界が狭いため、メーカーやお客様との関係性を良好に保つことが大事です。また、お酒は飲めなくても全く問題ありませんが、宴席を楽しめると社内外の様々な人と関わる機会が増えます。私は社会人になってゴルフを始めましたが、そのおかげで社内の先輩・同期・後輩や、取引先の方々とゴルフをする機会が多くなり、仕事以外でも充実しています。ものは試しで、ゴルフを始めてはみてはいかがでしょうか。案外、楽しいですよ。
MOTIVATION CHART
私のモチベーション曲線
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12020年4月 22歳90点
MISTS入社
志望業界であった鉄鋼商社に入社できた！
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22020年6月 22歳20点
コロナで在宅続き
ほとんど出社できず、仕事をしている実感が持てなかった。
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32020年10月 22歳80点
リニアプロジェクト担当
先任の異動によりリニアプロジェクト担当に。一大プロジェクトのため不安もあったが頑張ろうと意欲がたぎる。
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42021年1月 23歳50点
リニアプロジェクトにて材料トラブル発生
立て続けにトラブルが起こりパニック状態に・・・。
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52021年4月 23歳90点
トラブル解決
上司にフォロー頂きなんとかトラブル解決。トラブルをきっかけに取引先ともより関係性を深めることができた。
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62022年4月 23歳100点
担当客先を持つ
一般鉄筋業務においても担当するお客様を持ち、さらに営業を頑張ろうと燃える。
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72022年5月 23歳50点
交渉の難しさを痛感
案件が大きくなるほど交渉の難しさが増していく・・・。頑張らなくては。
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82022年10月 24歳80点
学びと成長
先輩・上司に同行することで営業方法や交渉方法を学び、少しずつ形になってきた。これからも様々なことを学んでいきたい。
